改善の種を見つけ、次々に実行していく面白さ。
K.K
前職にて、人事労務業務に携わる。専門性を高めるべく転職し、現在はグループ7社の人事業務を担当している。
前職にて、人事労務業務に携わる。専門性を高めるべく転職し、現在はグループ7社の人事業務を担当している。
前職では、給与計算や労働保険、健康保険など、労務業務を担当していました。働く人が必ず接する「給与」について、仕組みや法的根拠を理解したいという思いが原動力でした。何年か経験を重ね、より専門性を磨きたいと転職を考えるようになりました。 大陽日酸アソシエイツの特徴のひとつは、グループ会社を複数担当するということです。会社によって様々な業務体系や給与制度があるので、幅広い知識を吸収し、専門性を高められるだろうと入社を決めました。未経験の分野もたくさんありましたが、部署の先輩方は経験豊富で優しい方ばかりで本当に助けられています。想像以上に恵まれた環境です。
グループ会社6社と本社の一部、あわせて7社の人事業務を担当しています。各社の人事担当の方とやり取りをしながら進めます。給与計算や勤怠管理など、根本的な業務は同じですが、会社が変わればルールが変わります。各社のルールを理解して、正確に処理していくことが重要です。前職で経験していた業務もありますが、「会社が変わるとこんなにも進め方が変わるのか」と最初は驚くことばかりでした。一社にいながら何社分もの経験を重ねることができるので、視野がかなり広がったと思います。 また、人事の仕事は月初や年度末など忙しい時期が決まっているので、プライベートの予定が立てやすい、家族の理解が得やすいというのはとてもありがたい点です。
メールと1日のスケジュールチェック。
未入力対象者様への督促。
異動や給付の手続き。
例月給与処理。
健保組合より発行された保険証や通知書の発送。
集計・取込作業。
明細発送・送信設定、帳票類の作成、随時改定等。
翌日のTODO、スケジュールチェック。
私たちの仕事は、「①決められた内容を正確に処理する」「②業務改善の提案・実行」に分かれています。①は人事として当然のことですから、私がよりやり甲斐を感じるのは②です。 最近、あるグループ会社の給与明細を紙からPDFへ変更しました。コロナ禍でリモートワークが進んだことがきっかけです。明細を受け取る側からすると小さな変化かもしれませんが、発行側としては大きな変化でした。業務がどのように変わるのか、グループ会社の負担が増えることはないかなど、担当者と調整を重ねました。結果、生産性がぐっと上がるように改善することができました。毎月のことなので、月ごと、年ごとで見ると、資源の大幅な減少につながります。効率向上・資源削減という面で、とても効果があったと考えています。
これからも「業務改善の提案・実行」を続けていくことが目標です。今の人数や労働時間を増やすことなく、より多くの仕事を正確に処理するための方法を模索していきたいです。そのためには、仕事を「こなす」のでは不十分です。「なぜこの仕事が必要なのか」「仕事の過程に無駄はないか」などと意識することが求められるでしょう。先輩方も、そういう視点で仕事をしています。目指すべきお手本が身近にたくさんいるのはありがたいです。視野を広く持ち、色々なことに“気づく”ことができる人になりたいです。